人間嫌いのパパ活日記②-この世は女性性有利

人間嫌いのパパ活日記

前回(人間嫌いのパパ活日記①)書いたような理由でパパ活を始めたわけだが、まぁ、さても若い女性性というのは社会において最強である。

これはマジだ。2週間で7万稼いだら誰だってそう思うしかない。しかも稼働日は8日、つまり週休3日の計算だ。

私の顔面偏差値は50ポッキリであると自負しているが、おじさん達はみな「可愛いね」と褒めてくれる。おじさんは若い女ってだけで相手のことを好きだし、社会的な地位と富を持っているのはだいたいおじさんだ。なるほど若い女が得をするわけである。

まさかこんなに稼げるとは思っていなかった。とりあえず卒業までに100万円、ざっと月に3万円くらい稼げればいいかな……と思っていたが、倍くらいは余裕で貯まりそうである。目標は100万円から200万円に更新した。

さて、昼間の信号機ちゃんは偉いので普通のバイトもやっている。理由としては普通の金銭感覚を忘れないため、そしてパパ活で稼いだ金は貯金縛りだったので、普通に遊ぶ金がなかったためである。

パパ活の世界では1万円を1と呼ぶ(5000円なら0.5、10万円なら10といったかんじ)文化があるのだが、私は1を貯金、0.5はパパ活費用(服、コスメ、交通費など)に当てるルールでパパ活をしていた。つまり0.5は普通に手元にあり、意思の弱い私は正直、0.5は遊ぶ金にも使っていた。そして0.5だけでも割と十分な稼ぎがあり、特段金に困ったりはしていなかった。

しかしパパ活の0.5ではどうしても都合の悪い出費があった。オタ活費用である。

金にも職業にも貴賎はない。これはマジである。しかし推しにかけるお金はとびきり綺麗なお金でないと気が済まない。

というわけで普通のバイトもせざるを得なかった。ADHDは短期報酬がないと頑張れないので、だいたいは日払いのバイトだった。当然単発の仕事ばかりになり色々な現場に行くことになるのだが、まァ女の方が何かと待遇がいい。

時給が違うとかそういう露骨なことはないのだが、女の方がちょっと楽な仕事を回してもらえたり、ちょっと多めに休憩がもらえたり、何かと優しくしてもらえる。若い女、得すぎ。

世間はブスとバカには厳しいなんて言うが、まぁ顔面偏差値50くらいまでなら余裕で優しくしてもらえるしおっさんからも金を巻き上げられる。「私は美人じゃないしなぁ……」と思っているうら若き乙女の諸君はぜひ参考にしてほしい。

余談だが、おっさんは、いや世界は黒髪が好きだ。黒髪清楚系。ロングだと尚望ましいが私は故あって結構短めのショートだ。

清楚系の服は清楚であることはもちろん、ちょっと隙があると尚良い。

例えば少し前に流行ったレース地の服なんかは最高だ。あの肩とか腕とかがちょっと透けるやつ。シースルーって言うらしい(パパ活相手に教えてもらった。ファッション音痴すぎる)。

あとは深めのVネックや、身体のラインがしっかり出る服。決して露出はしないしガードも固いが、その先を想起させてしまうような服。

仕草も重要である。コップを両手で持つ、口元に手を当てて笑う、そういうの一つ一つがおっさんからの好感度を上げる。金のあるおっさんは育ちの良さそうな女が好きだ。

私は私の女性性が嫌いなので、パパ活以外ではズボンしか履かないし化粧もメン地下みたいな化粧しかしない。ネットスラングまみれの汚い言葉遣いをするし動作も雑だし、しかしそっちの自分の方が好きである。女性性は疲れる。女性性は鬱陶しい。重たい。

パパ活はパパ活の時だけ女性性を身に纏えばいいから、最も利率がいい武装先だと思うのである。

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